私がどういった時に玉露を飲みたくなるかというと、とても美味しいものを口にしたい時、ゆっくりリラックスしたい時、ちょっと特別な時間を体験したいときに飲みます。
お茶を飲むと何となく心地よいなぁ、お茶をよく飲んでる人は特に美味しいお茶を飲んだら最高の気分だなぁ…と感じたことのある方に、玉露の特徴や効果をご説明することで特別の美味しい玉露のパワーを感じていただければと思います！
玉露の効果
玉露を飲んだら健康にどんな効果があるのでしょうか？
玉露もお茶・緑茶の中の1種ですので、お茶に期待される健康効果は同様にあります。その中でも私が特に特徴的だと思うポイントは「リラックス効果」です。
私が別記事で紹介している、玉露の匠も「玉露は心が乾いた時に飲む」と言われておりまして、その点について私の理解を具体的に説明します。
↓玉露の匠 ご紹介記事
玉露は旨みたっぷりで美味しい
仕事や日頃の日常生活で疲れが溜まってしまった時、美味しいご飯を食べてリフレッシュしたいという方は多くいらっしゃるのでないかと思います。美味しいものを食べるとなぜ人は心が安らぐのか。
こちらのELLEの記事によると「脳は心配事を抱えているときに手っ取り早く満足感を得られるものを求める傾向がある」と生物学的な視点での記述がありました。
お茶やお酒などは固形物のフードを食べるより手っ取り早く美味しいため、手早さがあり納得感がありますね。
玉露は旨味がたっぷりで美味しい飲み物ですので「旨み」成分にリラックス効果がありそうですね。
玉露の旨み成分、テアニンにリラックス効果あり
玉露の旨味成分はアミノ酸であり、アミノ酸でも玉露が多く含む成分は「テアニン」です。
お茶は葉っぱに光が当たるとテアニンがカテキンに転換されますが、玉露は日光を遮って生産しているためテアニンが多く含まれている特徴があります。
このテアニンが玉露の旨味の主成分です。人がテアニンを摂取した場合、α波の出現をもたらしリラクゼーション効果を促すようです。
リラクゼーション効果は摂取量にも寄るようですが、下記に紹介する参考文献では、2時間の継続性が見られたと謳っています。
↓参考文献
L-テアニンのヒトの脳波に及ぼす影響
このように玉露を飲むことで旨みたっぷりの美味しさから「満足感」が得られ、テアニンの効果から「脳波にリラクジョーション効果」を与えることが分かりました。
無意識に玉露が好きでしたが、サラリーマン生活を通じて、癒しを求めていたと言えそうです。
玉露の覚醒効果
玉露を飲んでリラックスする効果は分かりましたが、カフェインによる覚醒効果はどうでしょうか？
玉露のカフェイン量は煎茶の同じ水量で比較すると8倍程度と多くのカフェインを含むようです。カフェイン多すぎて心配という声もありそうですが、先ほど紹介したテアニンには、カフェインの中枢神経興奮作用を抑制する効果があり、カフェインの作用を穏やかにします。
カフェインとテアニンの効果によって、穏やかに眼が冴えていく効果が期待できそうですね。
まとめ
玉露を飲むと何となく凄くリラックスするのですが、その理由が分かったと思います。
・テアニンによるリラックス効果あり
・カフェインとテアニンの相乗効果による緩やかな覚醒効果
心が乾いた飲むと言われる玉露ですが、飲んだことの無い方、普段飲まない方に是非飲んでいただきリラックスしていただきたいなと感じております。
ご自宅でも外出のカフェでも楽しめるよう、玉露のおすすめ、玉露の入れ方、玉露を飲める店を本ブログで紹介しております。是非、一読下さい。
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