ふじのくに茶の都ミュージアムに訪問してきました。
ふじにくに茶の都ミュージアムはお茶総合的に学べる施設です。
1日かけておいしいお茶の世界を満喫
することができます。
ななやのジェラート屋さんも入っているのでパフェを食べれたりと
お茶好きの方には最高の体験施設となっています。
今回実際に訪問したレビューをまとめ、ふじのくに茶の都ミュージアムを
紹介したいと思います。
こんな方におすすめ
- お茶を総合的に学びたい
- お茶の体験講座をやってみたい
- お茶スイーツ・お土産を楽しみたい
- お子さんと一緒に楽しめる場所を探している
お茶を学べるだけでなくお子さんと一緒に楽しむことができる施設で
実際に家族で来られている方も多かったですね。
それでは以下で紹介していきます。
目次
ふじのくに茶の都ミュージアムでお茶を満喫しよう!
ふじのくに茶の都ミュージアムは1日かけてお茶を満喫できるお茶施設になります。
まず、ふじのくに茶の都ミュージアムについて簡単にご説明します。
ふじのくに茶の都ミュージアムとは?
ふじのくに茶の都ミュージアムは「旧島田市お茶の郷」という施設を改修し2018年3月に開館された静岡県が管轄する施設です。
子どもから大人まで、お茶の詳しさ問わず楽しめるといった
幅広い層に満足していただける体験型博物館と言えますね。
営業時間は9:00~17:00で開館時間から訪問するとお茶を1日楽しめます。
「ふじのくに茶の都ミュージアム」は、お茶の産業・歴史・文化を紹介する展示のほか、茶摘み・手もみ体験や、五感で感じる講座を充実させ、子どもから大人まで楽しくお茶について学べる機会を提供します。さらに、国内外の茶業関係者やお茶愛好者を対象に研修会等を開催し、情報集積・発信を行っています。
アクセス
ふじのくに茶の都ミュージアムへのアクセスを紹介します。
アクセスは車で行く場合は問題ないかと思いますが
電車の場合は坂道を歩きますので少し遠いです。
JR東海の金谷駅から徒歩25分程度ですね。
私はJRで静岡駅から金谷駅に行き徒歩で向かいましたので
静岡駅→金谷駅 30分程度
金谷駅→徒歩 25分程度
で静岡駅からだと1時間程度かかりますね。
金谷駅からの徒歩は茶畑を通っていくルートが一番近そうです。
■住所とマップ
〒428-0034 静岡県島田市金谷富士見町3053番地の2
金谷駅から坂をのぼっていくと茶畑が見えてきますので
その間を抜けて歩いていく到着します。
到着すると最高のお茶体験が待ってますので頑張って向かってみましょう!
お茶の体験講座レビュー!
ふじのくに茶の都ミュージアムに到着しますと入館の受付をします。
そこで受講したい体験講座を予約するかたちです。
受けたい体験講座と時間を伝えると空いてる時間を案内してもらえます。
予約ができたら有料講座のチケットを買い時間になったら講座の場所に集合して講座を受けていきます。
体験した順にお茶の体験講座をレビューしていきます。
石臼で抹茶挽きを体験!自作抹茶を作る
受付からすぐ近くにあります抹茶挽き体験を最初に体験しました。
体験の金額は100円と非常にお安いですね。
時間になると所定の石臼の前に案内されます。
スタッフの方からの説明を受け
石臼の真ん中にある穴に抹茶の元となる碾茶を入れると
抹茶体験スタートになります。
この石臼を半時計まわしに2秒程度かけて1回転させ碾茶をすりつぶしていきます。
見た目は小さめな石臼ですが結構重たいですね。
数分間回し続けるので腕の筋肉も使う感じです。
碾茶が良い感じにすりつぶされていくと
スタッフの方が石臼を少し上げ
碾茶がすり潰す版に落ちるようにしてくれます。
石臼が重たいので体験している人が安全なように
そのような運用をしているようです。
すり潰して10~15分程度すると碾茶が全てすり潰され
石臼から抹茶が溢れ出している状態になります。
これをハケであつめて袋にいれると完成です。
袋に入れた抹茶は持ち帰ることができます。
スタッフの方からは普通に抹茶をたてても良いですし
天ぷらの抹茶塩にして使っても美味しいなど
抹茶の使い方のアドバイスもいただけました。
抹茶は石臼を機械の力で動かしても大量生産できないと言われますが
実際に手で抹茶を作ってみると労力の割りに量があまり取れないな…と
実感できます。
抹茶を飲むときに生産者へのありがたさを強く感じますね。
私が体験を受けたときは小学生のお子さんも一緒で非常に楽しまれている様子でした。
大人から子供まで楽しめる良い施設であることが実感できますね。
100円で体験できたコスパ、石臼を回し続ける楽しさ、抹茶がお土産で貰えることを考えて評価すると
抹茶体験は以下のような形としました。
評価
コスパ :★★★★★
楽しさ :★★★☆☆
美味しさ:☆☆☆☆☆
お土産 :★★★★★
世界のお茶体験でモロッコのお茶を飲む
次に世界のお茶体験でモロッコのお茶を体験してみました。
200円で体験できるコスパの良い体験コーナーです。
モロッコのお茶の説明を受けながらお茶を出してもらい
最後にモロッコ風のミントティーを味わう
といったものです。
まず所定の席に座るとモロッコのおしゃれなグラスがテーブルに置いてあります。
講座が開始するとモロッコのお茶の説明が始まります。
中国緑茶にミントと砂糖を入れて作る様子をスタッフの方が目の前で実践していただけます。
講座を受けている人はお茶を入れることはせず最後においしくいただく体験講座です。
モロッコのお茶の特徴は緑茶+ハーブの爽やかな香り+砂糖を入れた甘さが
カクテルのように混ざり合っておいしいです。
モロッコのお茶の詳細をこの講座を受けるまで知りませんでしたが
モロッコのお茶はガンパウダーという中国緑茶を使うようです。
歴史的にモロッコではこのガンパウダーを飲むようになり
ハーブと砂糖を入れるようになったとのお話でした。
お茶の歴史と味を知る体験といった感じですね。
勉強になりました。
この体験ではお茶をその場で飲んで終わりなので評価は以下としました。
受講していた方は大人の方が多かった印象です。
評価
コスパ :★★★★☆
楽しさ :★★★☆☆
美味しさ:★★★★☆
お土産 :☆☆☆☆☆
茶摘み体験で新茶を手摘み
茶摘み体験で新茶を手摘みすることもできました。
茶摘みは新茶の季節でしか体験できないようで期間限定の体験講座になりますね。
1回500円になります。
茶摘み体験期間と時間は以下のような形です。
私は土日祝の11時からの回に参加しました。
期間:4月29日(木・祝)~5月9日(日)の毎日
時間:平日10時~、13時~(2回)
土日祝日10時~、11時~、13時~、14時~(4回)
茶摘み体験は2階の集合場所に集まり茶を詰める袋をスタッフから予め配られます。
スタッフの方に誘導されて併設の茶畑に行き茶摘み開始です。
30分程度の時間でお茶を摘んでいきます。
茶摘み体験では「一芯二葉」を詰んでみましょうという説明を受けます。
「一芯二葉」とは、お茶の芽と葉っぱが二つくらいついた状態のことで
この部分でお茶をつくると美味しいとされています。
既に前の回の体験講座があった後ですと
一芯二葉が残っている茶葉を見つけるのが少し大変で
よーくみながら茶葉を詰んでいく感じです。
虫に食われている茶葉などもありますのでスタッフの方にきくと
できるだけきれいな茶葉を詰みましょうとのことでした。
30分詰み続けて概ね袋一杯にお茶を摘むことができました。
私は体験しませんでしたが茶の手揉み講座があるようで
摘んだ茶葉をお茶にする体験もできるようです。
茶摘みは大人から子供まで幅広く年齢層問わず楽しめる様子でした。
実際に茶園で茶葉を詰める貴重な体験ができ、評価は以下としました。
評価
コスパ :★★★★☆
楽しさ :★★★★★
美味しさ:☆☆☆☆☆
お土産 :★★★★★
お茶のブレンド体験で自分だけのお茶を作る
お茶のブレンド体験講座があり自分だけのお茶を作って飲むことができます。
いろいろな講座がありますが私が一番興味深かったのはこちらの講座でした。
1回200円の講座になります。
時間になりましたら集合場所に向かいましてお茶のブレンドについての
お話をスタッフの方から説明いただきます。
どんなお茶を飲みたいか?という味からブレンドを考えていくと良いとのことでした。
私はさっぱりと甘い感じで焙煎感も欲しかったことから
紅茶3g、ほうじ茶1g、普通蒸し煎茶1g
でブレンドしてみました。
ブレンドしてお茶を出したところ
写真のように和紅茶やほうじ茶に近い色合いのお茶になりました。
狙った通りの味わいになったかと言いますと、
紅茶3g、ほうじ茶1g、普通蒸し煎茶1gとグラム数でみると
うまくいきそうな感じはありますが、1gでもほうじ茶は量が多かったりしますので
紅茶とほうじ茶の主張が強い
味わいとなりました。
後味の香りに薄っすら煎茶があるかなぁといった感じでしたね。
お茶を飲んだら体験講座は終了です。
はじめてのブレンドでイメージした味わいにはなりませんでしたが
お茶をブレンドする注意点やコツを学べる貴重な体験ができ
ふじのくに茶の都ミュージアムならではの体験講座ですね。
ブレンドする際のフローチャートもありましたので
お茶の学びとしては素晴らしい情報量であったと思います。
お茶のブレンドは参加者全員が大人の方でした。
お子さんには少しマニアックな内容かもしれません。
お茶のブレンドの味・美味しさを深く学ぶことができましたので
以下の評価としてみました。
評価
コスパ :★★★★☆
楽しさ :★★★★★
美味しさ:★★★★★
お土産 :☆☆☆☆☆
テラスで牧之原の茶園を見ながらお茶を飲む
講座では無いかもですがテラスでおいしいお茶を飲む体験も用意されています。
ワイングラスでお茶を飲む体験200円
急須でお茶を飲む(お菓子つき)体験400円
の2つがあります。
私はどちらのお茶も飲みたかったので両方体験することとしました。
体験時間は別々で予約しています。
ワイングラスでお茶を飲む
ワイングラスでお茶を飲む体験は1回200円になります。
3階にお茶を提供する場所がありますのでそこでチケットを渡してテラスの場所を教えてもらいテラスでお茶を飲む感じです。
テラスは一面お茶畑が目に入り天気が良いと青空も気持ちいいです。
周りに建物が無いので風が強い時は要注意ですね。
景色が美しすぎてワイングラスのお茶を撮るのに夢中
になってしまいました。
お茶の中身はプレミアムティー(上級な深蒸しかぶせ茶)だそうで
香り高くきれいな渋みを感じる味わいでした。
心地よすぎる空間でお茶を飲むと何飲んでもおいしく感じ素敵ですね。
200円とコスパも良く最高です。
ふじのくに茶の都ミュージアムに訪問した際には必ず体験しておきたいですね。
急須でお茶を飲む(お菓子つき)
ワイングラスでお茶を飲む体験のほかにバスケットに入った急須とお菓子で2人分のお茶を楽しむことができます。
ワイングラスでお茶を飲む体験ではお菓子がついていないのでテラスでまったりしたいときはこちらの体験が良さそうです。
透明な急須セットと茶畑の緑色が美しいです。
お茶を入れるとこんな感じです。
入れたお茶は「揉一ひとえ」という静岡のJAがひとつになって作ったお茶のようです。
味わいはこのお茶凄く美味しいですね。
爽快な香りとバランスの良いお茶らしい渋さがあり
テラスで飲む煎茶としては最高に適しています。
静岡でしか購入できなさそうなのでお土産で購入することに決め
お茶をまったり飲み続けます。
茶菓子は牧之原のお茶で作られたお茶つぶ ダックワーズが二つ入っています。
洋菓子で外側はサクっとしているのですが中はふわふわでお茶の香りが香る洋菓子です。
説明しなくてもわかるかもですがこれ
めちゃめちゃ煎茶に合います。
ワイングラスでお茶を飲むのも素晴らしかったですが
茶菓子が2つ付いてきてJAの気合の入った煎茶を茶畑を見ながらまったりいただく体験
素晴らしいとしか言いようが無いですね。
ふじのくに茶の都ミュージアムに訪問した際にはワイングラスでお茶を飲むか
こちらのバスケットに入った急須でお茶を飲む体験は必ず体験しておきたい
と感じました。
お菓子が余ってしまった場合は持って帰れますのでお土産としても良いですね。
評価
コスパ :★★★★★
楽しさ :★★★★★
美味しさ:★★★★★
お土産 :★★★☆☆
茶そばとななやのパフェを食べてみました!
ふじのくに茶の都ミュージアムは体験施設の他に飲食店も入っているので昼食やスイーツを食べることができます。
ランチは味処 丸尾原さんで、ざるそば定食をいただきました。
お茶のミュージアムだけあって抹茶が練り込まれた蕎麦をいただくことがでいます。
わさびも静岡の本わさびが提供され素晴らしく美味しいです。
本わさびはスーパーで購入するとお値段も結構しますのでこれは嬉しいです。
蕎麦と角煮とご飯と品数は多めですが軽めにサクッと食べれる定食で美味しかったです。
お茶はもちろん緑茶が出ますね🍵
また、施設の1階のお土産コーナーにななやさんのスイーツ屋が入っておりまして
お茶ジェラートやパフェを食べることができます。
新茶の季節だったので新茶ジェラートを選びパフェを注文しました。
新茶の香り高いジェラートとサクサクした食感が交じり合い
一瞬でパフェを食べつくしてしましました。。
おいしいお茶をテラスで飲んでジェラートやパフェまで食べれるとは
お茶のおいしい体験を一貫して体験できる素晴らしい施設です。
お土産にお茶ボトルを購入!
ななやさんが入っている1階のコーナーはお土産・ショップコーナーになっています。
テラスで飲んだお茶やフィルターインボトル・お茶の香水など、またまたお茶づくしの商品が並んでいます。
その中で私が気になったのはこちら
今まで見たことなかった瓶のお茶
です。
高級ボトリングティーに比べると圧倒的に安いお茶のボトル。
パッとみ、日本酒のボトルに見えますが中身はお茶のようです。
どれも気になりますが私の好きな天竜茶と川根茶を購入。
後ほど飲んでみたところこれがまたまたおいしいです。
上級煎茶をさくっと飲めるイメージですね。
300ml税込み389円なので普段飲みだとお値段はしますが
味・お土産感を考えると超おすすめ商品だと感じました。
ななやさんを経営する丸七製茶さんの商品のようです。
まとめ
ふじのくに茶の都ミュージアムさんに訪問し体験講座のレビューに加え
ランチやスイーツ、ショップのお土産を紹介いたしました。
他にも世界のお茶を展示している展示場もあり
お茶を総合的に学ぶのにもってこいの施設となっています。
体験を通じてお茶を学べるので大人もお子さんも
お茶に詳しい人もそうでない人も楽しめますね。
飲食店もお土産も充実しており1日楽しめる空間になっています。
今回は1人で訪問しましたが次回は友達を連れて
再訪したいですね。
お茶関係のマニアックな訪問録も是非あわせてお読みください。
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ブログ仲間のななかまどさんもふじのくに茶の都ミュージアムについてブログで記事を書かれています!
美しい庭園の写真が素敵なので紹介しておきます!